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インタビュー

|第2回|須原由里加さん〈地域おこし協力隊〉

2015/02/27

どこで何をして暮らすのか、それって「どう生きるのか」っていう事だと思う。
その”人生の選択”に寄り添って、恵那暮らしの手助けをしていきたい。

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●須原由里加さん(すはらゆりか) 写真:左
1988年生まれ、愛知県名古屋市出身。大学卒業後、「緑のふるさと協力隊」として群馬県高山村で活動。2013年4月からは、地域おこし協力隊として「恵那暮らしサポートセンター」に勤務。


2009年からスタートした「地域おこし協力隊」制度。
人口減少や高齢化が進む地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、地域の力を維持し強化することを目的に組織された総務省の取り組みだ。この制度と共に、恵那市では「ふるさと活性化協力隊」という独自の制度を設け、地域課題への取り組みを進めている。


また恵那市では2013年、移住定住したい人をサポートし、人口減少に歯止めをかけるために「恵那暮らしサポートセンター」を開設。須原さんは今年、活動3年目をむかえる。

 

—どうして協力隊で恵那に?

「小さい頃から「食や農業」に興味があったんです。大学卒業後、群馬県で農家さんをサポートする活動や地域の行事のお手伝いを1年間経験して、もっと地域に関わりたいという思いが強くなっていきました。農家さんの野菜って、丹精込めて育ててもびっくりするくらい安い値段で売られていくんですよ。それなら加工をして提供することで付加価値を上げられるんじゃないかと、当時は思ったんです。だから名古屋に一旦戻って調理師免許を取って、地場野菜を使ったレストランにも内定が決まっていました。研修がスタートしてレストラン側から見る様になると、安く素材を仕入れて利益を確保するって大事な事ですよね。安い値段で売買される農家さんの力になりたくてはじめたのに、私は何をやっているんだろうと思って…。その頃ちょうど地域おこし協力隊の制度が知られてきた頃だったので、実家の名古屋から近い岐阜や三重で協力隊の募集を探すようになりました。恵那には、坂折棚田で行われている農業体験に何度か来たことがあったんですよ!岐阜県内のいくつかのまちが候補にありましたが、実家に近いこと、他の地域に比べて少し馴染みがあったことが、恵那に決めた理由ですね。」

 

—現在はどんな活動をしているのですか?

「2013年に開設された「恵那暮らしサポートセンター」の管理運営と移住定住の支援を行っています。サポートセンターの窓口には、年間100名をこえる方が移住・定住の相談に来てくださるんです。田舎で暮らしてみたいと思ったとき、仕事や住む場所、文化や気候など、いろいろな課題があって、それは人それぞれ。私自身がまだまだ恵那のことを知らない部分もあるんですが、相談に来られる方の気持ちがかえって分かることもあるので、そこをサポートできることにやりがいを感じています。」

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「恵那の空き家バンクの運営や、東京・大阪・名古屋で開催される移住定住セミナーで恵那の紹介も行っています。恵那の人は人が良くてウェルカムな雰囲気なところが、私は大好きなんです。そういのって、言葉で説明するよりも、体験してもらうのが一番。だから興味のある人にはなるべく恵那に来てもらって、田舎のいろんな面を体感してもらうように心掛けています。」

 

—話は変わりますが、なにやら山でも活動しているんですよね? 

「そうなんです!森林塾の方と山に入って、木の出荷のお手伝いをしたり、間伐や山の循環についても学んでいます。去年、念願だった”わな”の狩猟免許も取得したんです!これからはもっとチェンソーやら鉈やら道具をちゃんと使えるようになりたいです。

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林業女子と山仕事体験

「都会では、そういう暮らしをしたいっていう思いを共有できる人が自分の周りにはいませんでした。恵那に来てからは「いいね!」「一緒にやろう」仲間に出会えたことが本当に嬉しいです。里山に住みながら農業をして、自分で食べるものを作る生活をするのがこれからの夢ですね。」

—残りの任期は1年。どの様に活動していきたいですか?

「どこで何をして暮らすのかって、突き詰めるとどう生きていくのかって事だと思います。移住って、そんな”人生の選択”ですよね。相談に来てくださる方それぞれが、これからどんな風に生きていきたいのか。したい暮らしが実現できるのは恵那かもしれないし、もしかしたら違う場所なのかもしれません。恵那の中でも地域ごとにそれぞれ特色があるので、相談内容に寄り添って、その方に合った地域を紹介できるように心掛けて活動していきたいです。」

 

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