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インタビュー

中津川の日常を写真で切り取る。「中津川スナップの中の人」Malyさん〈写真家・カメラマン〉

2018/11/15

中山道の街並み、駅前の風景、どこかで見たような喫茶店ー。
そんな中津川市の風景を映した写真が投稿されているTwitterアカウント「中津川スナップ」をご存知でしょうか?

 

スクリーンショット 2018-11-03 23.59.22

「中津川スナップ」に並ぶのは、中津川でのなにげない日常を切り取った写真たち。


普段は気にもせずに通り過ぎている景色にハッとさせられたり、いつの日か通ったあの道を思い出させてくれたり、これはどこで撮った写真だろう?と考えてみたり。

日付だけがそっと添えられた数々のツイートは、見る人に様々なことを思い起こさせてくれます。

そんな「中津川スナップ」を運営する「中の人」は、中津川市で活動する写真家・カメラマンのMalyさん。

おへマガインタビュー第13回は、ふだんは本町のリラクゼーションサロンを営んでいるというMalyさんに、カメラとの出会いや中津川スナップについてお伺いしました。

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Malyさん(丸岡翔さん)
普段はリラクゼーションサロンでマッサージをしながら、写真家・カメラマンとして活動。
Twitterアカウント「中津川スナップ」を運用するほか、数々の写真展への出展や個展の開催、写真集の出版などの実績も。

|使い捨てカメラからスタート。カメラとの出会いと日常

ー「中津川スナップの中の人」であるMalyさんですが、ずっと中津川に住んでみえるんですか?

小学5年生の夏休みからですね。生まれは京都で、中津川の前は山梨に住んでました。

大学を卒業してから、仕事や結婚の関係で西濃の方に住んでいたんですが、2014年に中津川に戻ってきました

ーUターンなんですね!写真は、以前中津川に住んでいた時から撮っていたんですか?

中学生の頃から写真には興味があって、使い捨てカメラを使ったりしていました。
それから結婚式の引き出物でフィルムカメラをもらったことがきっかけで、高校では毎日友達の写真を撮っていました。

ー写真撮ってくれる友達なんて素敵ですね…!

思春期で写真に映るのが嫌だったから、自分で撮れば撮られないかと思って。

ーす、すごい理由…!

高校2~3年生の時に、その時のカメラが壊れたのがきっかけでデジカメを使うようになりました。
デジカメは無尽蔵に撮りまくれるので、学校から駅までの風景などを、何万枚と撮ってましたね

ーなんと。元祖中津川スナップですね。それからも写真は撮っていたんですか?

短大を卒業してからはバンドを始めたので、その時のアーティスト写真や、当時流行っていた携帯のホームページの写真を撮っていました。
それからパソコンが壊れたのをきっかけにチェキを買って撮っていた時もありましたが、結婚してからはスマートフォンが登場したのをきっかけにスマホで写真を撮るようになりました。

ーカメラマンの人はみんなカメラでばっかり撮るものだと思ってました。

スマートフォンは加工もできるし、手軽なのでちょっと気になったものを撮るようになりました。
カメラを使っていた高校生の時は、石ころとかは撮っていられなかったですからね。中津川スナップの写真も、スマートフォンで撮っている写真がたくさんあります。

IMGP3022 ▲Malyさんが作成した写真集。左上のしぶいおじさん、モデルの方ではなく仲の良いおじさんなのだとか。

|中津川にUターン。日常の一瞬を切り取る「中津川スナップ」

ー中津川に戻ってきてから、すぐ中津川スナップを始めたんですか?

最初は、散歩して撮った写真を個人のアカウントでTwitterにあげていました。

音楽をまたやりたい気持ちもあったので、Twitterでは当初は音楽関係の人と繋がっていたんです。
次第に写真家やカメラマンの人とTwitter上で繋がるようになって、写真を褒めてくれる人が出てきてのめり込んでいきました。

ーそこから中津川スナップを始めたきっかけはなんだったんですか?

何かを始めたきっかけって実はけっこうあいまいで…。
個人のアカウントは写真の作品をあげるものとして使いたかったので、なにげなく撮った中津川でのスナップは、個別の場所にしたいなと思っていましたね。

街を歩いているとこの前まであった建物が急になくなってしまって撮っておけばよかったなと思ったり、人が夕焼けに向かっていく人の姿が哀愁漂っていたりという瞬間があって。そういうものも、クオリティに関わらずどんどん気兼ねなく出せるような場所にしたいなと思いました。

ー確かに中津川スナップの写真は、観光地というよりは生活の一部という印象を受けます。


暇な時間に、写真を撮って歩き回っています。
「写真を撮るぞ!」と意気込んで撮るのではなくて、移動中の合間に「あっ」と思ったものを撮ったり、遠くには行かずに歩き回ったりすることが多いですね。

ー「中津川スナップ」のアカウントは、どんな人がフォローしているんですか?

地元の人や、あとは中津川スナップはモノクロの写真が多いので、モノクロのスナップ好きの人や、海外の人がけっこうフォローしてくれます。

ー海外にまで…!

今は中津川に住んでいないけど、昔住んでいて、懐かしく思いながら見ているという人もいます。

何年か前に東京に行った女の子が、スナップを見て地元を思い出してますという連絡が来たこともあります。

ー「中津川スナップ」を通して、色んな縁がありますね。

ありすぎてパッとエピソードが出てこないんですが、まちづくりに関わる人と出会ったり、中津川スナップを通して僕のことを知ってもらったりしています。

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ー「中津川スナップ」をどんな風にしていきたいですか?

もっと地元の人に見てもらって、存在を知ってほしいなと。中津川市の情報を知るための媒体になったらいいなと思います。

それから「中津川スナップ」の写真は、自分の行動範囲でしかないので偏りがあります。

僕がいるのは中津川の市街地なので、もっと田んぼがあるところとかの風景もあるといいなと思っています。
みんなに中津川スナップを撮って「#中津川スナップ」をつけてTwitterにアップしてほしいですね。

<編集部のことば>

モノクロの写真が多く、場所の説明もほとんどない「中津川スナップ」の写真。
思わず「こんな場所あったっけ?」と目をこらすと何度も歩いた場所だった、なんていうこともしばしば。

Malyさんのインタビューを通して、中津川スナップの写真が持つ日常感やさりげなさは、私たちが普段取りこぼしてるものに気づくきっかけになっているのではないかと思いました。

とはいえ、そんな思いで見つめてる編集部も中津川のほんの一部。
ぜひ、皆さんなりの中津川スナップを、Twitterに投稿してみてください!

many ▲取材の際にMalyさんが撮ってくれた1枚。編集部も何度も訪れたことのある本町公園ですが、こうやって見ると趣があります。(Malyさんありがとうございます!)


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