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おへそレポート

【お出かけ】ちょっとディープに岩村城

2017/04/07

日本百名城、3大山城、日本の秘境100選と3拍子揃った県指定遺跡、岩村城とその周辺をちょっとディープにご紹介。

【井戸】

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岩村城の象徴といえば石垣…だけではありません。
もう1つの象徴が「霧」
別名霧ヶ城とも呼ばれる岩村城。
岩井三四二の「霧の城」や小野稔の「女城主」という小説の舞台にもなっております。
(因みに岩井三四二は「おつやの方」として、小野稔は「お直の方」として女城主を描いています)
蛇の骨を投げ込むと霧が城を包んだという伝説があり、その骨は当時井戸の真上辺りに保管されていたのだとか。
この井戸を含め、今でも岩村城ではあちこちの井戸から水が沸いているそうです。
登りながら井戸がいくつあるか数えるのも楽しいかもしれません。

【桝形】

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構造辺。
分かりやすい「枡形」が続くのも岩村城ならでは。
直角、もしくはそれ以上に通路を曲げた構造を桝形といいます。
敵に攻め込まれた場合に門を閉め、まっすぐ突進させるのを防ぎます。
さらに上からは取り囲んだ状態で弓矢を撃つ事ができます。

↓は畳橋の上から。
もしもの時はこんなアングルでこちら側と向こう側から石や弓矢をかまえる感じになります。
この桝形は各地のお城や通路に残るので、意識しながら歩くと一歩踏み込んだ楽しさが味わえます。

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【南曲輪】

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構造辺その二、南曲輪。
この手の土の城でよくあるのが竪堀や堀切という構造。
大ざっぱにいえば細長い(といっても幅2~数メートルとピンキリ)溝を掘り、敵の移動を妨げるもの。
土の城でよくあると言いつつ、どうしても現代では草木に埋もれてしまうので見た目分かりづらい。
明知城では畝状竪堀群という凄いのがあるけど分かりにくい。
それが分かりやすいのがこの南曲輪。
道路から曲輪までにざくっと掘り下げられてるのが通年で良く分かる場所です。

つまり、岩村城は石垣だけでなく、堀や枡形がとても分かりやすいお城なのです。

【大円寺、希庵橋】

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武田信玄の配下に岩村城が攻撃された時期、この大円寺も襲われています。
今では石碑や案内板により往時の存在を伝えています。

【大将陣】

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織田信長と対立していた頃、その織田軍が陣地とした場所と伝わります。
当時織田軍を率いた信長の息子はここから岩村城を望んでいたようです。

【女城主のお墓】

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大将陣から道路の反対側の路地に「女城主の墓」と伝わる石が存在します。
秋山虎繁は山梨県にお墓がありますが、信長側から嫁ぎ、それでも反旗を翻して敗北した為か、法名の刻まれたようなお墓はありません。
唯一伝わるのがこの石です。

【原爆のタイル】

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主人公をお直の方として小説「女城主」を書いた小野実氏により、広島から運ばれた「原爆で被爆したタイル」が寄贈されています。
因みにこの小説は麓の資料館にて上下巻セット1000円にて販売中。
文庫本なのでこちらを読んでから某映画のように「聖地訪問」をするのも面白いかも。

【八幡神社本殿】【徳祥寺土岐門】

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岩村城の八幡曲輪より本殿が、土岐門より山門が移築されております。
また、大将陣裏手の妙法寺には山門が、岩村醸造には城内の床板や瓦もあります。

【飯羽間城】

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余談ですが、岩村城からは一番近くにある飯羽間城。
「女城主」の時代の城主は後に苗木城にうつり、その子孫は苗木藩主へと続きます。
今は竹やぶに覆われ一部しか散策ができませんが、地域の方々により大切に守られています。

 

ちょっとディープに岩村城でした。
その他にも戦の際に補給線となった陣地跡が残るという三つ森山、織田軍が岩村城に向けて矢を尽きるまで放ったと言われる矢尽山、普段は一般公開していませんが岩村城の天井に張られていた「八方睨みの龍」が現存するなど、戦国時代「だけ」みても色んな史跡や伝説が残る岩村。
一度や二度では味わいきれない歴史の残る町です。


この記事を書いた人

しもじま

名前   しもじま まさき

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ウェブサイト   https://instagram.com/masakishimojima

中津川出身。ちょっとだけ東京にもいました。好きなモノは多いけど、メインは音楽と読書と食べ物と文化。おヘマガさんでは、基本的にはお気に入りの、もしくは気になったお店やスポットを紹介していけたらなと思ってます。

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