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おへそレポート

桶の製法 × 地元の木材によるハンドメイド・ドラムkoike drums

2000/09/06

「中津川市付知のkoike Drumsというところで、桶を組む技術でドラムを作ってる」と聞いておじゃましてきました。
しかもこの地方の「くり」「ひのき」のハンドメイド!

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工房は付知の早川木材株式会社の工場奥にてkoike drumsを立ち上げた小池英仁さんが工房を構え、ドラムシェルの加工を全て1人でされています。

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ドラムはほとんどの場合、長く薄い板を数枚接重ねて着剤で張り合わせて(いわゆる合板)から丸く曲げ、さらに中と外から圧力をかけてあの形ができあがります。
(参考:ヤマハ株式会社 楽器解体新書 https://www.yamaha.com/ja/musical_instrument_guide/drums/manufacturing/)

koike drumsの大きな特徴は、この形を桶の技法で作ります。
大まかに書くと、サイズに合わせて必要な数の板(約20~40枚弱)を切り出す→桶用の定規(左下のL字の板)で角度を測りながらカンナで削る→丸く組み合わせて完成!
削るのも組み合わせるのも全て手作業!

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この桶用の定規、実はkoike drumsのロゴにも。
koike drumsならではの特徴をシンプルに突き詰めたデザイン。

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koike drumsはその作り方の性質上、合板よりも板に厚みが生まれます。
「くり」「ひのき」といった一般的ではない木材の音と、ぶ厚い胴体が鳴らす音。
二重の意味でkoike drumsならではの音になっています。

元々桶を作る会社で修行しいていた小池英仁さん自身によるアイデアで、公式サイトにて「koike drumsが生まれた日」として紹介されているので是非そちらもチェックを。

2種類の木の違いはkoike drums公式HPにて動画で聴き比べができます。
ドラムの聴き比べは大手メーターででは高いか安いかはできますが違う木材での比較はあまりないので、そういう意味でも貴重な動画。
ひのきの方が音が「やわらかい」のがお分かりいただけるでしょうか。
https://www.koikedrums.com/about/

ドラムセットだけでなく、様々なスネアも生み出されています。
横から見ても1枚の長い板ではなく、木目の違いで長方形の板を何枚も並べて作られているのが分かります。
この木目を生かすため、ペイントせずクリア塗装のみという拘り方。

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「実際に叩いてみたい!」という方は岐阜や東京などで試奏体験も行われているので、是非そちらで。
画面ごしでは分からない「体感」でまた新たな発見もあるかもしれません。

最近ではテレビに取り上げられただけでなく、B’zのサポートドラマーとして活躍されるシェーン・ガラース氏や飛騨高山出身の「ブルース・ラッパー」Dag Foceのバンドが使用、さらにドラム自体でも新しいモデルの誕生など、次々に新しい展開へと進んでおり、今後も目が離せません…!

koike drums
住所 岐阜県中津川市付知町6790
HP https://www.koikedrums.com/
facebook https://www.facebook.com/koikedrums/
instagram https://www.instagram.com/koikedrums/


この記事を書いた人

しもじま

名前   しもじま まさき

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中津川出身。ちょっとだけ東京にもいました。好きなモノは多いけど、メインは音楽と読書と食べ物と文化。おヘマガさんでは、基本的にはお気に入りの、もしくは気になったお店やスポットを紹介していけたらなと思ってます。今は「なかえーな」というサイト(↑のフェイスブック欄)でも書いてます。

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