この記事を書いた人

名前 おへマガ編集部
おへマガ編集部のえなここです。岐阜県恵那市・中津川市出身&在住の女子。おいしくてカワイイものが好き!
2016/11/12
|旅する中山道
江戸から数えて45番目の宿場、中津川宿。
交通の要衝でもあった中津川宿は東濃最大の宿場町で、経済の中心として栄え、幕末には情報ターミナルとしても機能しました。
中津川は栗きんとん発祥の地と言われていて、古くから多くの和菓子屋さんが軒を連ねています。最近では一部の電柱が地中化され一層往時の面影が感じられるようになりました。
中津川駅から宿場までは徒歩10分ほど。駅すぐにある観光案内所にぎわい特産館でガイドブックを入手してから、和菓子屋さんや歴史ある建物を歩いて巡るのがオススメです。
|幕末×中津川
実は中津川宿、幕末の混乱期に重要な役割を果たした宿場。
知れば知るほど、ワクワクしかありません。
中津川市中山道歴史資料館に展示されている資料は、歴史好き・幕末好きは必見!いやもう、本気でオススメします!!
▼桂小五郎の隠れ家
細い路地を進んだ奥にある元料亭「やけ山」。
文久2年(1862)6月3日、ここで明治維新の歴史に残る出来事「中津川会談」がありました。
桂小五郎はここで、京都に向かう長州藩主毛利慶親を待ち、3日間の説得の末に薩長同盟による尊王倒幕へと長州藩の方針転換を決断させたのです。その後、長州藩は討幕の中心勢力となっていき、時代が大きく動いていきました。
中津川宿のリーダーたちは、この会談に大きく関わり,攘夷を唱えて西上する水戸浪士を歓待し,天皇の攘夷撤回や,国内を分裂させかねない長州征伐には断固反対し,朝廷に建白まで行ったというのですから、もう驚きと興奮しかありません!
▼中津川市中山道歴史資料館
中津川宿の旧家から発見された和宮降嫁の行列や天狗党の往来のようすを示す古文書、幕末を駆け抜けた人々に関する貴重な資料が多く展示されています。
中でも注目は、「薩長同盟」の密談を伝える文書!
薩摩藩と長州藩のごく限られた数人にしか知られていなかった極秘中の極秘事項だったので、この密約を証明する資料は長い間「桂小五郎(木戸孝允)の覚書」のみだとされていました。
が!なんとその同盟の手紙が近年になって、長州でも薩摩でもなくこの中津川宿から発見され、薩長同盟が軍事同盟であったことが証明されました。
しかも情報を掴んでいたのは、同盟成立前!
中津川のリーダーたちは、薩長同盟前後の坂本龍馬の極秘行動や真価を的確につかんでいたちもされていて、情報収集能力は驚くほどレベルが高かったそう。
明治維新は名だたる志士たちだけが起こしたものではなく、中津川から発見された資料からは民衆たちの力も多いにそれに貢献していたことが読み解けます。
▼資料館の安藤館長
「歴史は動かないものだと思っている方もいるかもしれませんが、1つの資料が発見されると突然ひっくり返ったりします。そこが歴史のおもしろさですね!」
中山道歴史資料館では、激動の幕末から明治維新の常設展と、半年に一度入れ替えれる企画展(2016年11月現在は「維新の人 間秀矩〜中津川宿から国を動かそうとした商人〜」)を見学することができます。DATE
中津川市中山道歴史資料館
住 所:岐阜県中津川市本町二丁目2番21号
電 話:0573-66-6888
時 間:9時30分〜17時(入館は16時30分まで)
休館日:月曜(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末年始、臨時休館あり
入場料:一般320円、中学生以下無料 ※10名以上で団体割引あり
駐車場:あり(無料)
アクセス:JR中津川駅から徒歩10分
WEB:中津川市中山道歴史資料館

名前 おへマガ編集部
おへマガ編集部のえなここです。岐阜県恵那市・中津川市出身&在住の女子。おいしくてカワイイものが好き!