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おへそレポート

【地域】「閉校をマイナスに捉えて欲しくない」地元のシンボルを守るたせっこ会

2019/12/24

皆さんの母校は、今どんな姿ですか?

恵那山麓地域でも耳にするようになった、小中学校の統廃合の動き。
中津川市では、2020年の3月に田瀬小学校が閉校します。

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街から学校がなくなること、自分たちの母校がなくなること。
寂しいことではありますが、今田瀬では「閉校をマイナスに捉えて欲しくない」と動いている人たちがいます。

おへマガ編集部では、閉校を前に動く田瀬の人々の思いを取材して来ました。

|旧校舎世代も懐かしい、小学校見学会

今年の夏、田瀬小学校で「小学校見学会」が開催されました。

台風の影響で、開催が心配される大雨の中。
田瀬小学校の卒業生を中心に、現役小学生のおじいちゃん・おばあちゃん世代から、小学校を卒業したばかりの子たちまで、多くの人が訪れます。

IMGP6145 △小中学生ボランティアの子たちがお出迎え!

この日の見学会では、校舎の中を自由に見学できるほか、図書館には自由に入ることも。

IMGP6095 △台本版が懐かしい〜!

また、廊下にはこれまでの小学校の歴史を記録した本やアルバムがズラズラと。

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卒業記念の写真や、社会見学の様子まで。旧校舎を懐かしむ声も聞こえて来ます。

IMGP6062 △現役世代は知らない、白黒写真の頃の学校も。

発表会などの様子を撮影したビデオも流れ「小学校の見学」を超えて「田瀬小学校博物館」と言っても良いような企画内容!

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先輩後輩の卒業写真を探したり、同級生と当時の思い出を語り合ったり…と、校舎内には常に賑やか。
3月に閉校するのが嘘であるかのように、この日は250人もの人が小学校を訪れました。

|たせっこ達の心の拠り所。小学校を未来へ繋ぐ

この見学会を主催しているのは「たせっこ会」という地元の有志団体。


(もともと、田瀬では地元で育った人たちを「たせっこ」というのだそうです。)

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田瀬小学校の跡地利用を考えようと、地元の女性たちが集まって結成されたチームです。

IMGP6147 △取材に応じてくれた、深谷さんと、伊藤さん。

「普段小学校に入れない地域の方に、閉校前に記念に小学校を見て欲しい」という思いで企画されたこの日の見学会。

「観光地でも商業地でもない地域の中で、小学校は地元のシンボルであり、心の拠り所」と話す深谷さんは、たせっこ会についてこう話します。

「ただ閉校を待って、校舎が廃墟のようになってしまうのをぼーっと見ているのではなくて、少しでも地域を盛り上げる活動ができたらいいなと思って、たせっこ会は始まりました。

“あそこって田舎だけど面白いところだよね”と思ってもらえるような、望みを次に繋ぐようなことがしたいです。」

閉校は、来年の3月。
4月以降のことはまだ明確には決まっていないとのことですが、他の地域の小学校跡地などにも訪れ、夢は膨らんでいます。

カフェがあったり、ワークショップができたり、日常で地域の人が参加できるような形になれたら良いんじゃないか…とか、お年寄りの集まる場所や、子育てサロンや、宿泊施設…など、考えはたくさんあります。」

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様々な世代の思いがこもった、田瀬小学校見学会。

年末に再度開催予定とのことなので、もう一度母校に行きたいという地元の方も、田瀬小学校に一度訪れたいという方も、ぜひ足をお運びください。

日時:12月27日(金)
時間:9:00〜15:30
場所:中津川市立田瀬小学校
お問い合わせ:たせっこFacebookページ



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名前   おへマガ編集部

おへマガ編集部のえなここです。岐阜県恵那市・中津川市出身&在住の女子。おいしくてカワイイものが好き!


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