【地歌舞伎】馬籠宿で無料の”地”歌舞伎入門!”中山道馬籠宿特別講演”
2017/07/15
6月より馬籠宿にて行われている「中山道馬籠宿特別公演」に本日(7/14)行ってきました!
これは地歌舞伎の入門公演で、しかも無料!
(地歌舞伎:プロの歌舞伎に憧れた地方在住の方々による地域の歌舞伎)
因みに岐阜県は明治くらいに建てられた歌舞伎座が日本で1番多く、尚且つ瑞浪~下呂市という美濃地方東部に集中している、地歌舞伎好きにはオイシイ土地なのです。
普段は夜になると真っ暗な馬籠宿ですが、開催日はこうしてのぼりも立ち、足元には灯りが灯されます。
馬籠は外国からの観光客もとても多いです。
なので英語対応な冊子や案内が多い!
(街中にある中山道歩きの方用の「熊注意!」も説明まで含めて英語併記でした)
英語の勉強にもなるかも?
実際この公演のお客さんも日本人の方が少ない!
(余談ですが、馬籠宿内にあるゲストハウスはほぼ外国からの宿泊客ばかりなんだそうです!)
今回は
①「日本一!」のような掛け声、おひねりの作り方や投げ方のような観る側の作法入門。
②「稲瀬川勢揃いの場」ハイライト。
ハイライトは追い詰められた5人組の盗賊が「もはやここまで!」と順に名乗るシーン。
これは現代の5人組スーパー戦隊がそろって名乗るシーンの元となっているのだそうです。
そして「おひねりの作り方セット(五円玉入り)」も売ってました。
…綺麗に作れない。
これは構造的に左の写真のように立つ仕組みで、終演地には足元に沢山立ったおひねりを「花が立つ」とも表現するのだそうです。
因みにこういうおひねりが飛ぶのは「地」歌舞伎ならでは。
作法の説明はわりと和気あいあいと外国の方も交え、日本語と英語を併用して説明。
むしろ日本人が少ないせいか英語の説明の方が多く、それでいて日本人も笑わせる進行の上手さ!
練習の成果もあり、本番でも掛け声はバッチリでした。
因みに「地」歌舞伎は地域の方々がやる事が多い為、「紀伊国屋!」のような屋号ではなく顔なじみのお客さんにより「校長!」「所長!」などのリアルの肩書がよく叫ばれます。笑
(つまり今回写ってる役者さんも普段は地元の普通の方々ばかり!…とは思えない堂に入った演技!凄い!)
そして飛び交うおひねり!
こちらもタイミングよく一斉に投げ込まれます。
足元にもちゃんと花が咲いてました。
終演後は今回演じられた役と服装の説明。
出演者の服装は「グループの舵を取る頭だから羅針盤と錨」が描かれた人もいれば「元漁師を表す首元の手ぬぐい」を巻いてる人がいたり、かと思えば傘の「志ら浪」は「白波=盗賊」だったり、細かいところにも意味があるとの解説。
改めて見るとまた面白い!
そして最後には撮影タイム。
こちらも盛況でした。
日本でも歌舞伎役者の方と写真撮る機会なんてめったにない…。
…ので、撮ってもらいました。
(顔が疲れているのは仕事帰りだからなのでご容赦ください)
改めて見ると役者さんが手のひら向ける時、親指が下向いてる…。
確かにこの方がサマになってる!
中津川市、恵那市は地歌舞伎が盛んな地域です。
加子母に至っては明治座というプロ歌舞伎の日本公演でも使われる舞台があるほど!
(http://www.kabuki-bito.jp/news/4170)
↓は3年くらい前の実際の明治座内での写真です。
興味のある方はまずは今夜のような公演に足を運んで入門編を学んでもいいし(というほど堅苦しい事はないです。笑)、ふらっと最寄りの地歌舞伎に行ってみても面白いかもしれません。
普段の地歌舞伎ではお弁当やフランクフルトなどの屋台も出る事が多く、一種のお祭り状態となっています。
岐阜の地歌舞情報であればこういうサイトが詳しく紹介してくれているので、是非参考に!
岐阜地歌舞伎ツーリズム事務局(日本イベント企画株式会社内)
https://www.jikabuki.net/
facebookページ
中山道馬籠宿特別公演
岐阜県中津川市馬籠4300(馬籠観光案内所の隣)
今後は7/28、8/11の20:00
入場無料
問い合わせ 中津川市役所観光課 TEL 0573-66-1111
岐阜地歌舞伎ツーリズム事務局(受託:日本イベント企画株式会社)0584-71-6133
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