この記事を書いた人

名前 園原麻友実
1986年岐阜県中津川市生まれ。おへマガの編集長。こだわりを持ったつくり手さんから生まれる食やモノが好きです。蜂が何よりの天敵。今年は登山をはじめたい。
2015/06/10
田舎は、近所付き合いが濃い。
前に何かの記事で「田舎に引っ越したら、勝手に洗濯物が取り込まれていて…プライバシーが…」とかいう地方移住の失敗談を読んで、いやあるよあるよ!雨降ったらむしろ隣の人の入れてあげるわ!と思った私は、やはり田舎っ子。
久々のおへそ仲間での投稿です。ソノハラです。
今日家に帰ると、近所のばーちゃんが私の家の畑にいたんですよ。
手にハサミを持って。
????!!!
どーしたどーした・・・と思いながら車を降りると、
「まーちゃんか?(わたしの呼び名)なんか紐ないかー?こんなんじゃ育たんに。」とのこと。
そう。その近所のばーちゃんは、チョキチョキ余分な葉っぱやらを切ってくれていたようなのです。
“◯◯おばちゃんとしゃべったの久々やわー。てか、これもし仮に自分が移住者で、突然ばーちゃんがハサミ持って畑にいたら何事かと思うよなー勝手に何してるんですか?!ってなるよなー。”と思いながら、紐を持って畑へ。
「おばちゃんよー、もう気になって気になってよ、これどうやって育てるつもりかしらと思ってよー。ほれ、まーちゃん、ここ縛り!この枝をこうやってここの柱に這わせるように・・・」
「トマトはよ、こんなに茎をいっぱいにしちゃったらいかんのよ!こういうのも摘んでやらんといかん。」
こういうのですね。ふむふむ。
キュウリは・・・
茄子は・・・
ピーマンはこれでいいわ!などなど
一通り畑を見て、いろいろ教えてくれました。
恥ずかしながら私、自分の家でできた野菜を収穫することはあっても、こんな風に手をかけてあげたり、育てる行為をしたことって、多分数える程しかないんです。
田舎に暮らしているわけですが、私は全く野菜づくりや田舎暮らしには興味の無い人間で、パソコンと電波とコーヒーがあればだいたい満足!意地でも野菜づくりとかやらないぞ!田舎暮らし楽しんでます♪的になってたまるか!と、どこかに変な反抗心があったんですよ笑。
私そういうのいいから、誰か作ってくれ!でも、田舎の野菜はうまいからね!そこは分かって!みたいな。
「自分の家でつくる米や野菜を食べるのが当たり前」 そう育ってきました。
私にとってそれはいつの間にか、「誰か(家族)が作ってくれたものを食べるの当たり前!」と変換されていたのかもしれません。
「おばーちゃんに教わらんかったかね?おばちゃん、心配で心配でよー。また見に来たるで、まーちゃんもこの枝が伸びてきたら今度はこっちの棒に這わせて縛るんやに!」
そう言って、おばちゃんは家に帰っていきました。
祖母が生きているうちに、教わっておけばよかったな。と、少し寂しくなりましたが、多分その時はそんな気にはならなかったとも思います。
これからは(少しは)野菜たちに目を向けてみようかなーと思います。
野菜づくりがしたいわけではないけれど、ここで生きる上でごく当たり前な生活の一部なんだと思ったので。
と、そんなことを教えてくれた近所のばーちゃん!ありがとう!
トマトよ、大きくなあれ!

名前 園原麻友実
1986年岐阜県中津川市生まれ。おへマガの編集長。こだわりを持ったつくり手さんから生まれる食やモノが好きです。蜂が何よりの天敵。今年は登山をはじめたい。
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